箱根に旅行に行きましたの日
箱根に行って来ました!!!
はい。家族で行って来ました。年末なので箱根駅伝の応援団幕があるなど、季節限定の雰囲気がありました。自分は駅伝をあまりみないのですが、自分が通った道をこれから選手たちが走ると思うとおもしろいです。というか、あんなに急でグニョグニョの道を走るなんてすごいです。
箱根観光に関して、大きく二つのスポットに焦点をあてて書いていこうと思います。
①大涌谷
大涌谷(おおわくだに)は、神奈川県箱根町にある箱根火山の火山性地すべりによる崩壊地形。箱根火山に多数有る噴気地帯の中では最大規模のものである。
火山ガスがもくもく出ているところです。車で登る道中もいたるところでモクモクしていて、「今この瞬間に噴火が起こったら、車で降りるのと車から降りてゴロゴロ転がって落ちるの、どっちが生存率高いかな。。。」と考えていました。そして道中も火山の香りがしました。温泉の香りです。臭かったです。
大涌谷に着くと専用の駐車場や売店があって賑わっているのですが、「次のような方は車外に出ないでください:喘息の方、etc...」みたいな注意書きを入り口でもらいます。超びびりました。なぜなら私は喘息だからです。(軽め)マフラーで口を覆って外に出ました。喘息の発作は出なくてよかったのですが、その後なぜかガス性の腹痛に見舞われました。
大涌谷も山の雄大さを感じられてとてもよかったのですが、遠くの富士山もオツなものです。写真を見ればわかるのですが、富士山の上あたりでなにかがモクモクしていたので、まさか噴火!?と不安になりました。でも、富士山の上の方はいつもそんなモクモクがあるような気もします。
売店では、火山の力でできた黒玉子(ゆで卵)や、たまごソフトクリームなどが売っていました。どちらもとても美味しかったです!特にたまごソフトは、濃厚なカスタードクリームのような味わいでした。
②ポーラ美術館
続いて、ポーラ美術館という美術館に行きました。ちょうど今の時期(来年の3月11日まで)は[100点の名画で巡る100年の旅]という展示会をやっていたようで、モネやピカソなどの偉人の絵画がたくさんありました。
洋画だけではなく日本画や、19世紀ごろのの化粧品の展示までありました!昔の西洋の化粧道具はとっても装飾が凝っていて、こんな道具を使ったらお姫様気分だな〜と思いました。でもこれを使っていたのは本当のお姫様レベルの人たちだったんだろうと思うと悲しくなりました。キャワイイ歯ブラシ立てなんかもあって、ミュージアムショップで売ってたら買いたくなるような気持ちにさせられます。
ここでいくつか、展示を見ていて素敵だなーと思ったものを書いておこうと思います。画像はリンク先にあります。
花束を持つピエロに扮したパウロ: パブロ・ピカソ|コレクション|ポーラ美術館
ピカソといえばゲルニカのような難解な絵の印象が強かったのですが、この絵はストレートな息子への愛情を感じられて、なんだかほっこりしました。でも、このピエロは我々現代人が連想するピエロ像とは違う気がします。昔のピエロは清純派だったのでしょうか。
この絵は、一枚でパリの1日の時間の流れを表しているんだそうです。右上は童話のような星がきらめく夜で、左側は夕暮れかな?朝日かな?と考えて見るのが楽しかったです。この絵のクリアファイルが売店で売っていたので買っちゃいました。
*トウ*「日」+「童」: 杉山寧|コレクション|ポーラ美術館
展示会場では正しい漢字で表記されていたのですが、その時は「瞳」と見間違えてしまいました。(本当は左の目が日)そして、「へ〜、瞳ってタイトルだから後ろの羊以外みんなこっち見てるのか〜。でも英語のタイトルは’夜明け’なのか〜。深いなあ」とか思ってました。後から解説を見て見ると、本当はこちらを見つめているのは一匹だけのようです。でもまあ、自分なりに絵を捉えるのも悪くないんじゃないかと肯定して見ます。そして羊の目って怖いです。
金彩ガラス化粧セット (16点)|コレクション|ポーラ美術館
キャワイイ〜。左側のブラシたて欲しいです。でもこんなに小瓶があっても有効活用できないと思います。19世紀の上流貴族(多分)のお姉さんの女子力はものすごいです。
以上で箱根レポートをおしまいにします!今度は夏に訪れて緑を感じてみたいです。